ペンタックス17というフイルムカメラがリコーから新発売となった。今どきびっくりである。しかも値段は8万円以上と、昔だったら高級カメラの価格である。
フイルムをどこで買えるのだろう、現像してくれる写真屋さんはどこにある？銀塩写真業界が消えそうなご時世に何でと思う。フイルムはあっても全盛期の10倍もするし現像代も5倍くらいになっている。性能は手動巻き上げ、露出はオート、レンズは昔のハーフサイズカメラでワイドと歌っていたカメラに付いていた焦点距離25ミリで、F3.5 ピントは目測と平凡なカメラで、シャッターや絞りを任意に設定する事はできない。それでもBが付いていて、露出補正ダイアルも備え、ASAもバーコード読み取りでないなどなど、この手のカメラには珍しい機能もある。ここまでやるならマニュアル設定も可能にしたらよいのにと思う。フラッシュ内蔵だが発光部は小さくておまけのようなガイドナンバーは6，オートモードの中から発光モードを選択するようになっているらしく、自動発光ではないようだ。スタイルはなかなかかっこいい。
